秋の抜け毛は男性女性関係なし@抜け毛が増える時期の原因と対策!

抜け毛が多い時期は秋!男女共に髪の抜ける季節!ハゲ薄毛原因対策

秋に抜け毛が多い原因って?

aki002

秋は1年で最も自然脱毛が多い

動物などを飼っていると分かるかもしれませんが、夏毛・冬毛といった形でその季節に応じた毛に生え変わる際に、一気に抜け毛の量が増えることがあります。
人間にも同様に髪の毛が大量に抜ける時期というのがあり、それが秋になります。春から夏にかけての時期は強い日差しなどから頭を守るために、髪の毛の成長が促進されると言われており、実際に4~8月くらいまでの時期は1月単位での髪の毛の成長スピードが最も速いことが分かっています。

しかし、このような日差しが強い夏が終わって秋になってくると、髪の毛の成長スピードが鈍ると同時に抜け毛も増えてくるため、個人差はありますが人間は大体1日に100本程度の抜け毛があるのが普通ですが、秋の時期はこの抜け毛の量が倍増してしまい、1日に200本、多い時には250本程度の抜け毛が発生することになります。

夏の過ごし方が原因

上記でも述べたように、動物と同様で人間にも髪の毛の生え変わりの時期というものが存在します。この生え変わりの時期というのが秋であるため、秋に抜け毛が増える傾向があります。
ただ、秋に抜け毛が増えるのは単純に季節的な要因だけとは言い切れません。夏の過ごし方によって髪の毛や頭皮が受けたダメージが、頭皮環境の悪化につながり秋に抜け毛という形で表れることがあります。

夏に髪の毛や頭皮がダメージを受ける代表的な要因としては3つのものを挙げることが出来ます。

■紫外線による頭皮へのダメージ

aki003

夏の強い紫外線は肌の大敵です。女性であれば日焼け止めなどでばっちり対策をしている人も多いのではないでしょうか。ただ、肌の日焼けについては入念に対策をする女性であっても、意外に盲点になっているのが頭皮を紫外線から守るための対策です。男性であれば、なおさら紫外線から頭皮を守るためのケアを考えている人は少なくなります。
当たり前ですが、頭皮も肌の一部です。したがって、強い紫外線にさらされているとさまざまな悪影響を受けることになります。
一説には頭皮が受ける紫外線の量は体の他の部位の肌と比較すると3倍にものぼると言われており、したがって紫外線の悪影響を一番無視できないのは実は頭皮になります。

紫外線というのは体にとって有害な物質です。この紫外線を人体が浴びると、有害物質を攻撃する働きを持つ活性酸素と呼ばれるものが体内で大量に発生します。
この活性酸素には強力な殺菌能力が備わっており、紫外線だけでなく、体内の細胞にも攻撃を加えるようになり、活性酸素の攻撃で一番ダメージを受けることになるのが頭皮に存在するコラーゲンになります。
コラーゲンは肌のハリをキープする役割を持っている成分です。活性酸素の攻撃により、コラーゲンが破壊されると、頭皮はハリを失っていきます。
これがいわゆる頭皮の老化と呼ばれる現象になります。頭皮の老化が発生すると、育毛剤育毛シャンプーなどの成分が浸透しにくくなったり、頭皮の血行が悪化するという弊害が発生します。

■夏場の汗による皮脂の過剰分泌

aki004

夏の暑さから大量の汗をかいてしまいそれが毛穴の詰まりなどを引き起こす場合もあります。汗が大量に分泌されると、同時に皮脂も大量に分泌されることが分かっています。
さらに皮脂は頭皮が乾燥している場合、その乾燥を防ぐために大量に分泌されるという性質があるため、例えば夏場に汗が蒸発するとその際に肌の水分も一緒に奪ってしまい、頭皮を乾燥させる要因になります。

また、夏場にはエアコンが効いた部屋で生活することが多いと思いますが、このエアコンが効いた部屋での生活も頭皮を乾燥させることにつながります。この頭皮の乾燥によって、どんどん皮脂が分泌されていき、皮脂も油であるため、温度が高くなると柔らかくなります。そのため、夏は寒い時期に比べて肌の表面に皮脂が流れ出やすくなる傾向があり、この皮脂が毛穴を防ぐというのが夏に毛穴の詰まりが発生しやすい理由になります。

■夏バテによる栄養不足

aki005

そして、夏の過酷な暑さが影響して人によっては夏バテ症状に悩むこともあるでしょう。夏バテによって食欲がなくなると、髪の毛を育てるのに必要な栄養素が毛母細胞に供給されなくなります。この毛母細胞というのはその名の通り、髪の毛を育てる役割を持っている細胞になります。
また食欲は無い代わりにのどは渇くので、過剰に水分だけは摂取してしまうというケースも多くみられます。水分を過剰に摂取すると消化器官を冷やしてしまい、その働きを弱める可能性があります。
結果として体内に入ってくる栄養素が少なくなり、そこから栄養を吸収する消化器官の働きも弱くなってしまうため、ダブルパンチで髪の毛の生成に悪影響を与えることになってしまうのです。

秋の抜け毛はどのくらい続くの?

1年の間の抜け毛の本数の推移を見ていくと、9~11月の3か月間で大きく抜け毛の量が増える傾向があることが分かります。この3か月間の間に、生え変わりの影響や上記で述べた髪の毛にダメージを与える要因の影響で、髪の毛が大量に抜け落ちることになります。そして、これらの髪の毛が抜け落ちた後、12月頃から抜け毛の量は減少していくことになります。
そのため夏場に受けたダメージ量により個人差はありますが、通常であればおよそ2~3か月で抜け毛は収まります。

男女共通!秋の抜け毛対策

■紫外線による頭皮のダメージを防ぐ対策

aki006

上記で述べてきたような秋の抜け毛を減らすためには夏の間の過ごし方が非常に大切になってきます。まずは紫外線による頭皮へのダメージを最小限に抑えるということです。
紫外線による頭皮へのダメージを防ぐ方法として有効なのは帽子を被ることになります。熱中症などの予防のために、帽子をかぶることが推奨されることが多いですが、紫外線による頭皮へのダメージを防ぐという目的でも帽子をかぶることは効果を発揮します。

■皮脂の過剰分泌を防ぐ対策

皮脂の過剰分泌を防ぐためには汗が蒸発して頭皮の水分を奪っていくことを防ぐのが効果的です。とはいっても、汗をかくこと自体を抑えることはできないので、汗をかいたら蒸発する前にすぐタオルでふき取るということを徹底しましょう。これにより、汗が蒸発して頭皮の水分を奪ってしまうのを防ぐことが出来ます。

■夏バテを防ぐ対策

夏バテによる栄養不足については、やはり食欲がわかなくても意識して食事をとるのが一番の対策になります。ただし、そうはいっても食事が進まないのが夏バテです。
したがって、夏バテの場合にはサプリメントの併用ということも考えていく必要があります。育毛のためのサプリメントであれば、髪の毛の生成に必要な栄養素がしっかり含まれているため、育毛サプリメントを摂取することで夏バテの期間を乗り切り、薄毛を抑えるというのも賢い対処法です。

■頭皮環境を改善するためのシャンプーや育毛剤

aki007

上記のような対応を取っていると頭皮環境の悪化はある程度防げます。ただ、帽子をかぶる、汗を素早くふき取る、育毛サプリメントを摂取するなどの対策をしっかりと行っていたとしても、そもそも夏場は頭皮環境の悪化をまねきやすい季節であることは否めません。このような夏場に起こりがちな頭皮環境の悪化を防ぐという意味では、シャンプーや育毛剤を利用するのが効果的になります。シャンプーには皮脂などを洗い落として、毛穴の詰まりを防ぐ効果があります。また、育毛剤には頭皮に潤いを与えたり、頭皮の血行を良くする成分も含まれています。したがって、シャンプーや育毛剤を利用することが頭皮環境の改善には効果を発揮します。

秋の抜け毛を放置すると大変なことに…

aki008

秋の抜け毛については季節的な要因もあり、冬になれば次第に収まっていく傾向があります。ただし、夏に受けた頭皮へのダメージが秋の抜け毛の発生につながっている場合は注意が必要です。この場合、しっかりとした頭皮ケアを行わないと、頭皮環境が悪化して、秋の季節的な薄毛だけにとどまらなくなる可能性があります。
例えば、皮脂のケアについての例を挙げてみましょう。夏に汗の分泌と同時に皮脂も大量分泌され、それが毛穴が詰まる原因になるということは先ほど述べました。
この過剰分泌された皮脂をそのままにしておくと、この皮脂が原因で脂漏性皮膚炎と呼ばれる皮膚病が発生する可能性があります。脂漏性皮膚炎という症状は皮脂を好むマラセチアという菌が大量発生することがその引き金になります。このマラセチアによって肌に炎症が発生するというのが脂漏性皮膚炎です。

脂漏性皮膚炎になると、頭皮から強烈な悪臭が漂ったり、我慢できないようなかゆみを生じる場合もあります。このかゆみのために頭皮をかきむしることにより、どんどん抜け毛が増える事に繋がるため、このような頭皮トラブルを防ぐという点からも特に夏場にはしっかりと頭皮ケアを考えて対策を行っていく必要があります。

秋の抜け毛は男性女性関係なし@抜け毛が増える時期の原因と対策まとめ

上記の文章では秋に抜け毛が増えるという現象とその原因について述べてきました。秋の抜け毛は髪の毛の生え変わりの影響だけでなく、夏の強烈な紫外線で頭皮が受けたダメージ、頭皮の乾燥に伴う皮脂の過剰分泌、夏バテの影響が大きな原因となる場合もあります。したがって秋の抜け毛を防ぎたければ、夏場にしっかりと帽子をかぶる、汗をかいたらすぐふき取る、育毛サプリメントを服用するといった対策を意識する必要があります。

また、夏場に頭皮が大きなダメージを受けていた場合、脂漏性皮膚炎のような頭皮トラブルが発生する場合もあります。このような頭皮トラブルが発生した場合、秋の一時的な抜け毛ではとどまらず、恒常的な抜け毛症状に悩まされることにもなりかねません。したがって、夏場は特に力を入れて、頭皮ケアを行っておく必要があります。
出来れば、夏場だけではなくそれ以外の季節でも頭皮ケアをしっかり行うのが理想です。まだ具体的な頭皮ケア対策を何も行っていない人はシャンプーや育毛剤を利用して、早速頭皮ケアをスタートしてみるようにしましょう。

この記事の関連ページ

>>薄井家の育毛剤事情TOPへ