男性看護師はなぜ少ないのか?理由を探ってみよう
男性でも看護師として働きたい、と思っている方はいます。
しかし、なかなかその数は女性に匹敵するといったことありませんし、病院でも見かけにくいです。
こちらでは、なぜ男性看護師が少ないのかについて探ってみます。
男性で病院にて働きたい、と思っている方は必見ですよ。
■看護の仕事は女性、といったイメージが根強い
・そもそも女性がたくさんの場所に男性が乗り込んで働くのは大変
イメージの問題になりますが、女性が多い職場で働くのに抵抗がない男性はいないと思います。
逆に、男性ばかりの職場に女性が乗り込んで働くのは勇気のいることですよね。
看護=女性の仕事
このようなイメージが、ずっとまかり通ってきたのです。
しかし、この流れは少しずつ変化していることは確かです。
病院の仕事は、力も使いますし、男性の力が頼りにされることは少なくありません。
今後も女性の割合は多いままとなるとは思いますが、男性看護師の数も少しずつ増えることは間違いないでしょう。
男性看護師が働きやすい職場環境の確立、といったものも望まれます。
■患者さんからの要望もある
・女性の入浴介助
・女性の排泄介助
看護師には様々な仕事があるのですが、高齢の女性患者さんであったとしても男性看護師に入浴や排泄の介助してもらうことに対しての拒否感は非常に強いです。
医療機関としては、男性看護師の力を必要としつつも、そのような声にも耳を傾けなければなりません。
看護師の上位資格の一つとも言える、助産師についても男性が働くのはかなり難しいです。
実際に助産師の資格をとって働いている男性も居るのですが、女性妊婦の拒否感は凄まじく、スムーズに働けない、といった現状もあるのです。
男性相手に関してはそれほど気にせず働けるとは思うのですが、なかなか女性看護師のように働けない現状があるのです。
■希望者自体が女性が多い
・看護師関連の学校にも責任がある
助成に対する受け入れの問題があります。
看護学校や看護大学などは、基本的に女性の受け入れが多くなっています。
そもそも、女性ばかりの学校に男性が通わなければ看護師にはなれないのです。
なかなか難しいとは思いますが、男性を多く募集するような学校ができれば現状は大きく変わってくるでしょう。
そもそも、男性の希望者が多くならなければ、男性看護師の割合は大きく増えないです。
もちろん看護学校は共学なわけですが、ひとつのクラスに男性が1人もいない、なんてことは珍しくありません。