看護師を続けられない理由〜なぜすぐにやめてしまう人が多いのか〜
看護師の離職率はかなり高いと言われています。
転職率も高く、毎年10%の看護師が転職している医療機関もあるほどです。
こちらでは看護師はなぜ仕事を続けられないのか、といったことについて解説します。
やめてしまう方の理由が分かれば、その対策も取れるわけです。
■子供ができた時に辞めざるをえなくなる
・看護師は女性がほとんどである
看護師の95%は女性、と言われています。女性は妊娠しますよね。
子供が出来ると、仕事を一時的に休まなければなりません。
実はその時にやめてしまう方が多いのです。
これから働き盛り、といった時に仕事をやめなければならないので、非常にもったいないことでもあります。
・職場選びでミスしなければ妊娠後も働ける
休職制度が確立されている職場であれば、出産後もスムーズに努められます。
さらに、院内託児所の存在も大きいです。
託児所があれば、子供を預けて仕事ができるので、出産後も仕事を続けられるのです。
職場の福利厚生といったものにも目を向けて、就職活動や転職活動を実施しましょう。
■人間関係が問題で続けられなくなってしまう
・看護師いじめなどが起こることも
看護師の職場はかなり特殊でもあります。
完全なる女性社会となっており、問題が発生することもあるのです。
実際に、同じ性別だけの職場は、両性が混在している職場よりもいじめが発生しやすい、といった話もあるのです。
看護師いじめですが、派閥争いが関わっていることもあります。
派閥がある看護師の職場は特に離職率が高いので、注意しなければなりません。
・職場選びの注意点
男性看護師が居る職場を選ぶ、といったことも大切です。
ただ、かなり少ないので難しいかもしれません。
看護師転職サイトなどを利用して、転職コンサルタントに職場の雰囲気を確かめてもらうのがお勧めですよ。
職場の雰囲気に問題がない、と思ったところに申し込みましょう。
■体調が悪化して続けられなくなってしまう
・夜勤で体調を崩す看護師が多い
日勤をすることもあれば、夜勤をすることもあるのが看護師です。
特に夜勤をすると、不眠症に陥ってしまう看護師が多く、大きな問題になっています。
日々の体調管理をしっかりとすることが、体調を崩さない秘訣になるでしょう。
・対策法はあるのか
日勤のみの職場を探すのもお勧めです。
さらに逆転の発想で、夜勤専従看護師を希望するといった方法もあります。
実際に、日勤と夜勤があるから体のバランスが崩れるのです。
ずっと夜勤で安定して働けば、身体に問題が出にくい、といった考え方もありますよ。